予定されていた甲子園でのセンバツ決勝、履正社 vs 大阪桐蔭の大阪代表同士の一戦は、雨で明日に順延。
仕切り直しで明日の決戦となりましたが、プロ野球はセ・パともに本日開幕。阪神タイガースは広島東洋カープと開幕戦を迎えました。
阪神が主導権をにぎり、ジョンソンをノックアウト
1番高山、2番上本が機能
開幕投手となる両チームの先発はメッセンジャー(阪神)と、昨年の沢村賞投手ジョンソン(広島)。
初回、1番高山、2番上本が連続内野安打で出塁、糸井が四球でいきなりのノーアウト満塁のチャンス。
続く福留が注文通り内野ゴロゲッツーで、その間に1点先制。
ここで攻撃終了というのが昨年なんかはよく見られましたが、今日の試合では原口が初球タイムリーで2点目を追加。これが大きかった。
3回表も、1番高山からの攻撃で、1回同様高山、上本が連続出塁し、ランナーがたまったところで糸井が移籍後初安打となるツーベースで2点タイムリー。
その後、四死球でまたノーアウント満塁となり、北条三振のあと鳥谷がタイムリー。
びびるくらい打線がつながっています。
今日の試合を見てていいなと思ったのは、各選手がボールを振らないことですね。
上本の活躍がうれしい
あと個人的にうれしいのは、やっぱ上本です。
前にどっかに書きましたが、赤星引退後、阪神で一番好きな選手は上本なんです。
ケガが多くて、覚醒しそうでなかなか壁が打ち破れないという感じでここまで来て、もう「若手」という年齢でもなくなりましたが、ほんと覚醒すると全盛時の大石大二郎みたいな選手になれるんじゃないなかと期待しています。
(タイプはまたちょっと違うんですけど、くねくねした感じが高橋慶彦とかぶるところもあって、たぶんそれが好きになった感じで。あとは30盗塁くらいしてほしい。それと守備の向上)
今期はしっかりとした4番タイプがいないだけに、この1、2番が機能することが大きな鍵かなと思ったりしてましたが、今日は恐ろしく躍動しています。
個人的には、1番上本、2番高山(バンドのない攻撃的な2番)の方がいいように思うけど、現状は3番糸井、4番福留で、2番に高山が入ると2、3、4番が左になるので、基本みんな左右を気にしないバッターとはいえ、はやりちょっと並びすぎなので、そこへの配慮で1番高山、2番上本でもあるのでしょう。
今後の不安
これは以前にも書きましたが、やはり現状のチームバランスを考えた時、右の4番タイプがほしいですね。
って、そんなことは球団や編成担当もわかってるはずなのに、場当たり的な補強とか見てると、今年も期待できなって感じにはなってしまいます。
守備でいうと、広島の1点目につながった阿部の盗塁は刺してほしかったですね。
タイミング的にはいい送球がいってればアウトだったんで。
梅野は守備優先でいいけど、打率.250くらい打ってくれたらいいんだけどなあ。
(もしくは、もう少し打率低くても10本くらいホームラン打つか)
5回終わって7対1
しかし、今日は今のところ、すべてが阪神にいいようにゲームが流れていますね。
4回表までで、そのうち3回が先頭バッター高山で、すべて出塁とか。
てか、今さっき上で書いたとこだけど、上本はキャラに反比例して小技ができん(だから一番タイプだと思ってるんですけど。仁志といっしょで、下手にパンチ力があるのが災いしている感じかも)
シーズン始まったとこなので、これからいろいろあるとは思うけど、中谷、糸原もゲームスタート時から見てみたいですね。
あとは、サードかファーストに優良な右の大砲(外国人)が入れば、上位進出も夢ではないかも。
それにしても今日の試合は内野手がゴロをポロポロしているけど、雨で内野の天然芝がすべりやすくなってる影響とかがあるのかな。