4月5日、阪神-ヤクルトの二回戦(京セラドーム)。
阪神・秋山、ヤクルト・山中、両投手の投げあいで1点を争ういいゲームになりました。
試合は7回裏に飛び出した糸井の3試合連続ホームランとなる3ランで阪神が勝利。連敗ストップとなりました。
阪神糸井3戦連発 5階席突き刺す特大3号3ラン https://t.co/iijrr5pMJE #阪神 #糸井嘉男 #hanshin #hanshintigers pic.twitter.com/4sAR4rwv2Z
— 日刊スポーツ (@nikkansports) 2017年4月5日
勝利したのはいいけれど・・・
目を疑った原口のバント
1-1で迎えた6回裏の阪神の攻撃。
この回先頭の糸井がヒット、福留フォアボールでノーアウト1、2塁のチャンス。
ここで打席は5番の原口。
阪神のベンチがとった作戦はバント。
いやいやいやい、と思わずなりました。
1点差を争うゲームの終盤でノーアウト1、2塁、ピッチャーはアンダースローの山中で右バッターの原口。
状況的にダブルプレーになる確率は少なくないし、大事に1点取りにいく場面でもあるけど、5番にすえた原口にバントはないでしょ(しかも追い込まれてからもスリーバントにいくし。そこまで切迫した場面かって思わず思いました)。
なんだったら糸井、福留の左・左の真ん中、すわなち4番に抜擢したいくらいの思いある原口で、そのためにファーストにコンバートし、開幕からクリーンナップをまかしているんじゃなかったのでしょうか。
原口がバントが下手で、失敗した結果論からダメでしょということじゃなくて、これが優勝を争っているシーズン終盤とかならまだしも、まだ開幕間もないこの時期に、右の大砲として育てようとしている原口に、この場面でのバントはちょっとないなと個人的には思いました。
糸井大活躍
糸井の実績からするとそんなに驚くことではないかもですが、よくいうパリーグとセリーグの捕手・投手の攻め方の違いなどで最初は少し戸惑ったりもするかなと思いましたが、そんなことは全然なかったですね。
ただ、まだ5試合しただけなんで断定的なことはいえませんが、ここまでのところ、結果的に糸井頼みの感じになってて、その依存度の高さに、糸井の活躍はうれしい反面、ちょっと危惧も感じます。
エムボマ来て、急にガンバ強なったみたいな(古いっ)、あまり一人の選手に依存するのは、チームとしてはよろしくはない状態ではあると思うので(ケガなんかでいなくなったときのダメージが大きい)。
とはいっても現状では代役的に福留が4番に入り、どっしりとした4番バッターがいないので、糸井に頼らざるをえないのもまた事実で、今後とも期待しています。
がんばった投手陣
秋山の好投
攻撃のことを中心に書いてきましたが、昨日は秋山の好投につきるのではないでしょうか。
生え抜きの高卒選手の活躍はやっぱうれしいですね。
秋山は高校のときの打撃の印象がすごくあって、一時期ピッチャーとして伸び悩んでいたとき、最悪野手転向でもいいんじゃないかなとか思ってましたが、昨年終盤くらいから復調の気配があり、今期は二桁めざしてがんばってもらいたいです。
桑原の好リリーフ
そして、好リリーフを見せた桑原が7年ぶりの勝利。
秋山に勝ちをつけたかったけど、こちらもうれしい一勝となったはずです。
話は変わりますが、本業の仕事で大学によく行く機会があるのですが、桑原投手が横浜ベイスターズ(現DeNA)からドラフト3位指名された年、ちょうど出身大学の奈良産業大学の仕事をちょこっとやっており、まあつながりとえばそれだけなんでかなり薄いんですけど、なんとなく気にはなっている存在でした。
それがいろいろあって昨年阪神に来て、去年はいまいちでしたが、今年は中継ぎとして飛躍の一年にしてほしいですね。