4月16日は中山競馬場で第77回皐月賞が行われます。
69年ぶりの牝馬での優勝をめざして参戦してきたファンディーナが現在1番人気(土曜19時現在)。
懲りずにまた予想してみます。
Contents
皐月賞の予想
皐月賞の傾向、過去分析
【前走】
・共同通信杯、弥生賞、スプリングS、若葉S
・芝1800~2000mで3着以内、上がり3位以内。特に2番人気以内の馬
※特に共同通信杯組は過去5年4頭出走して全勝
【血統】
・高速馬場の場合、母父サンデーサイレンス。父がサンデー系の場合、母父はスプリント系。
※要はスピードタイプが活躍する舞台で、過去1600m1着、1600m重賞3着以内の実績を持つ馬にも注目
【前走傾向該当馬】
(2)スワーヴリチャード
(4)カデナ
(5)レイデオロ ※ただし、前走はホープフルSで、休み明けの実績はなし
(2)アウトライアーズ
(8)ファンディーナ ※ただし、前走レース(フラワーC)の実績はし
(9)プラチナヴォイス
(10)ダンビュライト
(13)サトノアレス ※ただし、前走4着
(15)アダムバローズ ※ただし、前に行く馬で上がりの実績はなし
(17)ウインブライト
【血統傾向該当馬】
(7)ペルシアンナイト ※母父サンデー
(10)ダンビュライト ※母父サンデー
(11)アルアイン ※サンデー系×母短距離馬(ただし、前走は実績のない毎日杯)
圧倒的に強い共同通信杯組→スワーヴリチャード
傾向からみると、一番手に上がるのはスワーヴリチャードでしょう。
とにかく近年は共同通信杯組が圧倒的に強い。
ただ、同馬には出遅れグセがあり、多頭数のG1で内枠という条件のなか、出遅れた場合どのような競馬をするのかという不安はあります(出遅れ→大外ブン回しでは厳しいのかなと。あと馬場が荒れているようなので、その場合内枠もどうなのかなと)
ファンディーナ、レイデオロ。例外的な2頭をどうするか
今年の皐月賞は混沌としており、その理由のひとつが有力牡馬の不在がひとつ挙げられますが、もうひとつは例外的なローテンションで出走してくる有力馬の存在があるでしょう。
ファンディーナ
・寸評
前走のパフォーマンスを見ると、十分牡馬に混じっても互角以上に戦えそうですし、前売りの段階でも一番人気に推されています。
・マイナスポイント
先週の雨で馬場が荒れ、スピードの出る軽い馬場ではなくなっています。
G1の舞台で一線級の牡馬にまみれてどうかというのもありますが、圧倒的なスピードを持つ同馬にとって、馬場に対応できるかが鍵じゃないでしょうか。
レイデオロ
・寸評
現状、3歳世代の牡馬で一番ポテンシャルが高いのが同馬じゃないのかと思っています。
父はキングカメハメハで、サンデーの血がいっさい入っていないだけに、一競馬ファンとしては、大活躍して種牡馬になってほしいですね(サンデーの血が入っていないのは競走馬としてはマイナスというか不安なところもありますが、種牡馬としてはこれ以上ない価値になります)。
・マイナスポイント
頓挫があり前哨戦が使えず、不安は昨年12月のホープフルS以来というローテンションでしょう。休み明けで、馬なり調教の藤沢先生の仕上げで、G1でフルに力が発揮できる状態にあるのかというとかなり疑問で、その点が不安ですね。
アダムバローズを応援
今回はほんとに強力な中心馬が不在で、誰が勝ってもおかしくないと思います。
上に挙げた二頭がマイナス面を打ち破り、圧勝なんてことも十分ありえそうですしね。
というわけで、穴狙いも面白いかなと思って、現状の予想ではアダムバローズを狙ってみようかなと思っています。
さんざん前走傾向とかデータ的なことを書いてきてあれですが、角田晃一は騎手時代から応援していて、単純に初G1制覇を応援しようかとw
一応、連対実績のある若葉S組ですし、馬場状態を考えると前に行くのはプラスに働きそうですし(番手くらいにつけられるといいんですけど)。
騎手も先週大仕事をやってのけた池添で、勢い的にもいいかなと。
若駒S、若葉S連勝といっても相手はそんな強くないし、京成杯は12着と大敗していますし、そのあたりを考え合わせるとなかなか買いにくいんですけど、ま、誰が来てもおかしくないような状況だったら応援馬券的に買ってみるのもいいかもと思っています。
アダムバローズだったら、軸にして流しても全体的にオッズはつきそうですしね。
普通に買うんだったら、スワーヴリチャードからかな。
データの該当馬いっぱいいるけど、弥生賞とスプリングSがどうもレースのレベル自体に疑問符がつくので、その組はあまり積極的に買えない側面もあるし。
あとはもうちょっと馬場状態を知りたいところで、直前までもう少し悩んでみます。
追記、直前情報
現在当日のお昼を回ったところですが、ひとまずアダムバローズの応援馬券は買いました。
さすがに頭は厳しいと思うので、馬連で有力どころに。
(ファンディーナとの組み合わせでも100倍近かったので、オッズ的には来たら大きそう)
ただ、馬場は高速馬場仕様になっているようですね。
揉まれさえしなければ、ファンディーナが来そうというか、ファンディーナ仕様の馬場になっている気はする(JRAの陰謀とまでは言わないけど)
気になるスプリングS組のウインブライト、アウトライアーズ
スプリングS連対の2騎がちょっと気になってきました。
ウインブライトは前走大きく体重を減らしていたので、マイナスはあまりよくないと思いますが、ちょっと狙ってみたいですね。
同様にアウトライアーズも、1600mを最速上がりで勝っている実績があるし、3着以下がない馬だし(2012年以降、3着以内入った馬は、すべて「5着以下に落ちた経験がない」というデータもあるみたいです)、ここも買っておきたいです。
ただ、両馬とも2、3着のイメージなんですけど、ファンディーナ、スワーヴリチャード当たりとの組み合わせですかね。
ライザップなら2ヵ月で理想のカラダへ。