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中田翔(日ハム)、山田(ヤクルト)はWBCの後遺症? 侍ジャパン選手のヒアリングへ。

本日、NPB(日本野球機構)と日本プロ野球選手会の事務折衝が行われたようで、そこでWBC出場選手の調整問題などについて、選出された選手たちにヒアリングを行うことが決定されたようです。

 


 

 

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侍ジャパンの選手たちへのWBCの影響は?

坂本勇、内川など好調な選手たちも

記事の一部を引用すると以下の通りです。

WBC日本代表選手の中では、現在まで調子を取り戻せない選手や、日本ハム中田、ソフトバンク武田らけが人も出ている。

今大会前にも、選手会側はWBCに出場した選手のシーズンに向けた調整のため、開幕を1週間程度遅らせることを求めたが、実現はしなかった。

日本プロ野球選手会・森忠仁事務局長は「期間だけの問題なのかどうか選手に聞いて、どうやって対策をしたらいいか考えたい。(米国に)短期で行って、時差ぼけもある。実際に期間を取って、オープン戦などを日本に帰って来てからやりたいという考えもある。明後日から球団を回るので、選手から話を聞いて対応していきたい。(NPB側は)WBCもシーズンも大事と言うので、WBCもしっかりと戦って、各球団の主力ですから、しっかりとシーズンも戦ってもらいたい」と説明した。

※日刊スポーツ.comより

 

では、実際に今回のWBCに出場した選手たちの現在の成績はどんなもんなんでしょう?

以下のコラムに一覧があったのでリンク貼らせてもらいます。

WBC後遺症が不調の要因となるか/里崎智也コラム

 

なんとなく、全体的に不調のようなイメージがありますが、上の里崎氏のコラムにもあるように、「松井裕樹、菅野、坂本勇、内川、鈴木、秋山、青木ら、結果を残している選手」もいます。

 

確かに、これを見ると問題なさそうに思えるし、「鈴木、内川は控えだったから」という意見もどっかでありましたが、レギュラーだった坂本も好成績残してますしね(里崎氏の論調だと、逆にバックアップメンバーの方が練習不足で大変とのことです。調整面でいうと、ほとんど登板機会のなかった藤浪とかは大変そうですけどね)

そうはいっても目に見えないマイナスがあったのでは?

しかし、ケガの中田翔もですが、やっぱりヤクルト山田と、DeNA筒香の不調は気になりますね。

(あえてソフトバンク松田には触れないでおきます)

 

まあ、体調面はさておき、日本代表として普段とは違うプレッシャーの中、一戦必勝で戦ってきたわけですし、メンタル面での疲弊があっても不思議ではありません。

なんせ、あのイチローですら2009年のWBC後、胃潰瘍を起こしてメジャー移籍後初となる故障者リスト入りしています(以下のURL参照)。

【関連サイト】

http://kirikae.biz/articles/3052.html

 

ま、イチローの場合、決勝戦の延長12回、二死、2、3塁という場面に立っているわけで(しかもそこで結果を残す)、それといっしょにすんなやっていう意見もあるかと思いますが、まあ同等といわないまでも、それなりに大きなプレッシャーはかかっていたことでしょう。

 

なので、まったくなんの影響もないとばっさりいくのも早計かなと思ったりしますが、逆にいうと何事もなかったのように活躍している選手たちがすごいと思いました。

 

いずれにしても、チームからしたらケガのリスクもあるし、その後の影響も出そうだし、どっちかいうと出したくはないというのが本音でしょう。

そのあたりのこともクリアにするため、今回のヒアリングを参考にして、たとえばWBCのある年は少し開幕を遅らせるとか、今後のより良いあり方の実現に結びついてもらいたいですね。

 
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