2016年7月、ブログを開設した歌手のASUKA(アスカ)さん。
今年の1月9日、そのブログで「小山田君、ありがとう。 」という記事がアップされました。
※アイキャッチ画像出典: livedoor.blogimg.jp
1月9日のアスカさんのブログ
「革命」
は、本当に素晴らしい。
(※中略)
いつか、語り合いましょう。
それが、公の場所でも、隠れ家のような場所でも構わない。
(※中略)
僕は、若いミュージシャンと出会ったときに、必ずこの言葉を投げかけます。
「一緒に、頑張りましょう。」
一緒に、頑張りましょう。
一部省略しつつ、引用させていただきました。
そこで話題になったのが、タイトルで「小山田君、ありがとう。 」と呼びかけられた小山田君が誰なんだということです。
小山田圭吾?と思ったりしましたが、その場合「若いミュージシャン」という言葉が引っかかります。アスカに比べると小山田圭吾は確かに若いですが、年齢的には50前ですし・・・。
で、結論からいうと、呼びかけられた「小山田君」は、ミュージシャン・小山田壮平さん(32)でした。
【andymori /革命 】
小山田壮平プロフィール
小山田 壮平(おやまだ そうへい)
1984年、福岡県飯塚市で生まれ。
早稲田大学卒
2007年、バンド andymori (アンディモリ)を結成。
「andymori 」「ファンファーレ」「革命 」「光 」「宇宙の果てはこの目の前に」の5枚のオリジナルアルバムを残す。
2014年10月解散。
2015年、バンドAL(アル)を結成。
2016年4月13日(水)にデビューアルバムとなる『心の中の色紙』をリリース。
脱法ハーブで大暴れ
過去にけっこうな奇行をしでかしているようで、2012年10月31日、飲酒後に脱法ハーブと思われる物質を吸引。
11月1日11:00頃にチェックアウトする際にロビーで起き上がれなくなったという。その後ホテル側の119番通報で救急隊が駆け付けたことに小山田が動揺して暴れたため、救急隊が警視庁に応援を要請し、落ち着いた時点で病院に救急搬送された。
※音楽ナタリーより引用
この件に関しては刑事処分はなかったようですが、事務所が謝罪したほか、本人も「大変なご迷惑、ご心配をおかけしてしまいごめんなさい。
今後、このような行為はいたしません」とお詫びの言葉を述べたようです。
その後、 日本武道館公演をもって解散することを2013年5月27日に発表。
がしかし、同年7月4日に小山田壮平が河川に飛び降りて重傷を負う。
緊急医療センターに搬送され、一命は取り留めたものの、複数個所の骨折などで重症。
これを受けて予定されていた全ライブが中途なる。
ちなみに、飛び降りの原因は、「まだ本人が詳細を説明できる状態にないため正確なことはわかりませんが、精神面の不安定からくる突発的行動であると考えられます」と事務所が発表したそうです。
なんかいろいろ読んでみて、興味をもったというか、小山田くんのことを応援したくなりました。いくつか聴いてみたけど、歌もけっこうよかったし。
ASKAと小山田壮平の接点
小山田壮平が以前よりASKAのファンを公言していたそうで、昨年11月の自身のブログにも
ASKAのLOVE SONGを聴いて何度も泣いた。これは、人を愛することの美しさを掴んだ人にしか書けない曲だ。人生は大変だけど、人間のこういうところが好きだから、なんとか踏みとどまって生きていけるわけだ。
だからASKAが救ってきた命が無数にあるんだよ。
とASKAへの思いを綴っています。それを受けての「小山田君、ありがとう。」だったわけですね。
また、それを受けた小山田君が、同じ1月9日に「びっくりしました。/メッセージをありがとうございます。」とさらに応答。
ASKAさんの感じたことを、音楽を、あなたを待っている多くの人たちと同じように待っています。
あなたは僕の特別な人です。
いつかお会いできる日を、楽しみにしています。
と締めくくり、ラブコールにラブコールでお応えする感じになっています。
認め合うアーティスト同士が意気投合し、交流を深めるのはいいことだと思いますが、それがASKAと小山田君だと、ファンじゃないくてもちょっと心配にはなってしまいますね。
危ういアーティスト
昔ライブによく行ってころは、小山田君的な危うさをもったアーティストを一定数見かけてきましたが、その危うさが魅力のひとつにもなりつつ、お婆ちゃんが孫の体をいたわるように「元気でがんばってくださいね」と心中で応援していました。
最近では、踊ってばかりの国の今津君を見たときに僕の友だちが「なんか心配なるわー」といっていましたが、小山田君ともども、いつまでも元気にがんばってほしいです。
ALの音源もいくつか聴きましたが、けっこうよかったです。
【AL / あのウミネコ】