8/9阪神− 巨人15回戦(東京ドーム)。
先発は久しぶりの青柳と巨人はドラフト2位ルーキーの畠。6回表の阪神の攻撃のチャンスの場面で青柳に代打を出したときに、ちょっと嫌な感じがしましたが、その予感が当たってしまって巨人が逆転。負けパターンかと思ったけど今後は巨人の守護神カミネロを打って土壇場で阪神が逆転。なんとか勝ちました。
【阪神がシーソーゲーム制する 福留大ハッスル】
巨人-阪神(試合終了)
神101000102=5
巨000001300=4
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#npb #速報 pic.twitter.com/AIvi1Ys5Ei— 日刊スポーツ (@nikkansports) 2017年8月9日
阪神− 巨人15回戦
青柳が好投
青柳に代打・西岡にただよった微妙な雰囲気
なかなかつかみどころのない感じのピッチャーですが、今日はすごくいい感じでした。
5回無失点で6奪三振で、5回に阿部にデッドボールを当ててからちょっと動揺したのか乱れてしまいましたが、それ以外はほぼ完璧な内容だったといっていいと思います。
球数的に少なくともあと1回はいってもらいたいとベンチも考えていたと思うし、現にそうするつもりだったと思いますが、6回表の攻撃が下手にチャンスになってしまった関係で、青柳は代打を送られます。
代って打席に入った西岡は凡退。
点が入らなかったから結果論的にいうんじゃないんですけど、冒頭でも書いたように、この場面、すごく嫌な雰囲気を感じてしまいました。
そもそも、この回は中谷、鳥谷が連打でノーアウト1、2塁。
続く大和がバントしていたら青柳の代打も無理がないというか頷けるんですけど、強行した大和はセカンドゴロでダブルプレー。
大和ヒッティングの時点で代打ないのかと・・・
続く梅野が歩かされ、ツーアウト1、3塁の場面となったところで、代打となりました。
大和に犠打ではなく打たせたのは、大和、梅野でなんとかしてほしいという思いの表れだったと思うんですけど、そうであるのに、残った感じのチャンスに代打・西岡で、ちょっと無理した感はいなめなかったし、なんだったら相手の陽動に乗っからされたという見方もできなくはない感じで、それでちょっと嫌なものを感じたのでした。
(ついでにいっとくと、代打するんやったら、最近結果を出してる伊藤隼太でよかったんじゃないかなとかも思います)
桑原、岩崎、マテオが打たれる
というわけで、前倒しで桑原が6回に行き(1失点)、7回は岩崎が上がってピンチを招き、ツーアウト満塁の場面でこれまた前倒しのカタチでマテオを投入。
しかし、初球をマギーに打たれて、これが逆転の3点タイムリーとなりました(リプレイ検証があったのは、この3点目の生還の場面。俊介、大和の中継プレーは完璧だったんですけど、スローで見ると梅野は追いタッチになっていて、陽岱鋼の手の方が一瞬早かったですね)。
結果論かもしれませんが、青柳降板で全体的にちょっとずつ前倒しになったのが、もしかしたら多少悪い方向に影響したのかもしれません。
福留が執念の同点打
9回、巨人は守護神カミネロが登板。
ワンアウト後、代打伊藤隼太がヒットし、続く福留が右中間をやぶるスリーベースヒットで同点。続くロジャースも初球をレフトフライで、これが犠牲フライとなって逆転となりました。
ここからドリスが打たれたら目も当てられない感じでしたが、今日はしっかり押さえてくれました。
まとめ
二転三転のシーソーゲームでしたが、なんとか勝ててよかったです。