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一口出資馬に初めて藤田菜七子ちゃんが騎乗してくれた。来週はセダブリランテスとプリモシーンが出走。

先週土曜のレースで、出資している愛馬に初めて藤田菜々子騎手が騎乗してくれました。

その時点で勝てへんのちゃうん、みたいな感じでちょっと残念なような、それでいてうれしいような気持ちになりました。

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藤田菜七子騎乗のパブロは引退

藤田菜七子ちゃんが乗ってくれたのはパブロ(父キンシャサノキセキ・母ゲルニカ手塚貴久厩舎)です。

パブロについては前回、今の現状と手塚先生の取り組みについて少し書かせてもらいました。

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現状、頭打ちなんで、足元のリスクはあるけど強めの調教に切り替えていくとのことでしたが、実際はというと、なかなか思うようにはいきませんでした。

以下、調教後の手塚先生のコメントです。

手塚貴久調教師「先週の金曜に左前脚の歩様に違和感が出ました。球節に腫れと痛みがありましたので、集中的に治療したところ、すぐに歩様は戻りました。追い切りは6日に坂路コースでサッと流す程度にセーブしましたが、上がりの歩様は問題ありませんでした。ただ、先週も水曜に追い切って2日後に痛みが出たことから、競馬までは油断できないと思いますので、よく注意したいと思います。続けて使うのは初めてのことなので、元々不安のある脚元に負担が出てきているようですが、続けて使うことで中身の方はこれまでにないぐらい出来ていると思いますので、前進を期待したいと思います」

※シルクホースクラブHPより

前回のレース後のコメント通り、強めの調教を課そうとしても足元的になかなか難しいようで、「球節に腫れと痛み」が出ています。

藤田菜七子ちゃんには悪いですが、そこへ持ってきて鞍乗が菜七子ちゃんということで、勝負的にはちょっと厳しいのかなと、その時点で思いました。

 

一方で、減量騎手なので通常の斤量より3kg軽くで走れます。

当たり前のことを当たり前にしていては今までと同様頭打ちとの考えから、中途半端な騎手に依頼するくらいだったら一か八か減量騎手の起用してみようとなったのかもと思い直したりもして、現状厳しいことに変わりはないけど、一縷の望みを託したのでした。

レース結果

9/9(土)中山8R 3歳上500万下〔D1,200m・14頭〕10着[10人気]

先頭集団につけて、最後抜け出す競馬しか勝機はないと思っていましたが、スタートはよかったのですが、すぐに少し遅れをとって8番手辺りを追走。

そのまま伸びず、10着という結果になりました。

藤田菜七子騎手「ある程度、前目で競馬がしたかったので、押してポジションを取りに行きました。手塚先生からは真面目に走らないところがあると聞いていましたが、ブリンカーの効果もあってか、集中して走れていましたよ。道中はいい手応えで追走でき、気を抜かずに最後まで頑張ってはくれているのですが、直線の途中で脚が上がってしまいました」

手塚貴久調教師「初めて間隔を詰めて、減量を起用し、変わり身に期待したのですが、大きな前進は得られませんでしたね。続けて使っていたので、中身は出来ていたとは思うのですが、それでも先週強めの追い切りを行った後、左前脚を痛めてしまったため、直前の追い切りを軽めにセーブせざるを得ず、どうしても調整に難しいところがあります。それに痛かった記憶が残ってしまっているのか、どうも走りを見ていても前脚の掻き込みが物足りず、手先だけで走っている印象です。何とか2勝目を挙げたいと思いここまでやってきましたが、結果を残すことが出来ず申し訳ありませんでした」

近走の成績を考慮して今後について協議した結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることと致します。近日中に競走馬登録抹消の手続きを行わせていただき、14日(木) のサラブレッドオークションに上場する予定です。

というわけで、パブロは引退となってしまいました。

上で引用した前回の記事にも書きましたが、現状では引退もやむなしと思っていたので、この決断に異議はありません。

というか、手を尽くしてくれた手塚先生には感謝しています。

 

パブロは一口馬主として、初めてデビュー戦勝利をもたらしてくれた馬でした。

その後、足の故障などもあって思うような戦績を残せませんでしたが、ここまでよくがんばってくれたと思います。

ひとまず、お疲れさまでした。

セダブリランテス プリモシーンが出走

ちょっとしんみりしてしまいましたが、競馬は毎週やってきます。

来週はいよいよ期待のディープインパクト牝馬プリモシーンと、セントライト記念のセダブリランテスが走ります。

プリモシーン ラスト3ハロン11台を記録

17日(日)中山5R・芝1,600m〔戸崎圭太〕

いよいよプリモシーンのデビュー戦です。

鞍乗は戸崎圭太で、こちらもバッチリな感じです。

 

昨年の1次募集では、「どれか一頭当たってくれたら」との考えから、モシーン、サロミナ、ピラミマのディープ牝馬3頭に流し、こちらの意向としてはピラマミ、サロミナ、モシーンが優先順位で、正直キムテツ厩舎ということもあり、一番軽視してたんですけど、いうても期待はしてます。

というか、ここ数日の調教見て、いやがおうにも期待は高まってきました。

助 手 9.10南坂良 54.1- 39.0- 25.0- 11.9 馬なり余力

11日の追い切りのタイムですが、馬なりでラスト3ハロン11.9って、なかなかに凄いです。

プリモシーンのことでいうと、全姉のキャリコがまったく走らなかったのでその心配があったのですが(今もあります)、この動きならいけるのではないかと期待せずにはいられません。

 

気性が勝ったタイプのようで、それがいいように出るとかなりの大物になる可能性もありそうだけど、悪い方に出ると制御不能で惨敗ということもあり得そうなんだけど、デビュー直前の今の時期はどうしても不安とともに期待が高まってしまう感じなので、こればっかりはしょうがないですね(一口やってる人ならわかると思いますが^^;)


セダブリランテスはセントライト記念でアルアインと対決

18日(月)中山11R・セントライト記念(GⅡ)〔戸崎圭太〕

こちらも鞍乗は戸崎圭太。石川くんがケガで乗り代わりとなったのは残念だったけど、関東リーディングに乗り代わりなんだから、マイナスになることはないでしょう。

相手はG1馬のアルアインですが、今のセダブリランテスの状態だったらいい勝負ができるんじゃないかと期待しています。

 

前走のラジオNIKKEI賞に続いて重賞連勝として、無敗で菊花賞とかになったらほんと最高なんですけど、とにかく無事で、次につながるレースをしてくれればと思います。