今朝、ものすごく残念なニュースが飛び込んできました。
今週末(正確には来週の月曜)、中山競馬場で開催されるセントライト記念に出走予定だったセダブリランテスが挫跖を発症。出走を回避することになりました。
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— netkeiba.com (@netkeiba) 2017年9月14日
セダブリランテス セントライト記念回避
本日の追い切り行えず
アルアイン以外はめぼしい相手はおらず、スポーツ新聞紙上でも有力馬として取り上げられていましたが、まさかのアクシデントとなってしまいました。
めちゃくちゃ期待してたんですけどねえ・・・。
以下、本日の夕方に届いた手塚先生のコメントです。
手塚貴久調教師「今朝、運動を行うため馬房から出したところ、右前脚の跛行が確認されました。レントゲン検査では異常は見つからなかったものの、蹄の状態をチェックしたところ、痛みがあるのが確認できたので、挫跖を発症したようです。すぐに蹄鉄を外し、消炎剤を投与する処置を行いましたし、何より14日に予定していた追い切りを行うことが出来ませんでしたので、セントライト記念の出走は見送らざるを得なくなりました。大変申し訳ございません。経過を見ながら、今後の方針を決めたいと思いますが、トライアルを使わずぶっつけでの3,000mは少し厳しいかもしれません」
※シルクホースクラブHP
挫跖(ざせき)って?
走行中に後肢の蹄の先端を前肢の蹄底にぶつけた時、あるいは石などの硬いものを踏んだ時などに、蹄底におきる炎症(内出血)をいう。肢勢の悪い馬、蹄底の浅い馬、時として踏み込みの良い馬に発症しやすい。一般に前蹄に多く発症し、蹄に熱をもち、重度の跛行を呈することもある。
※JRAホームページより
簡単にいうと蹄の炎症のようです。
発症原因については何も情報がありませんが、「石などの硬いものを踏んだ」結果起こっていたとしたら人的なミスともいえないこともないですが、馬房でぶつけたのかな?
ただ、症状は比較的継承のようで、それが不幸中の幸いでした。
今後のローテーションは?
菊花賞直行は・・・
クラシック出走にこだわるのであれば菊花賞にぶっつけで行く感じですが、休み明けぶっつけで菊花賞で好成績を残した馬はほとんどいないので、個人的にはその選択んは後ろ向きな感じです。
手塚先生のコメントにも「トライアルを使わずぶっつけでの3,000mは少し厳しいかもしれません」とあったので、回避される可能性が高そうです。
福島記念の道も
現実的なところを考えると、福島記念→金杯といった2,000mの重賞を連戦するといったローテーションでしょうか。
(これでも十分なんですけど、菊花賞を目標にしていたので華やかさは減退するというか、都落ち感がないといえば嘘になります)
アルゼンチン共和国杯も面白いかも
もうちょい上を狙っていきたいということでその上位互換を考えると、賞金的にもし足りれば毎日王冠 or アルゼンチン共和国杯にエントリー。
もしそこで結果を残すようだったら、その次のG1に駒を進めるといったことも考えられますが、まあちょっとそれは高望みしすぎでしょう。
でも、アルゼンチン共和国杯使って結果残すようだと上もめざしていけそうなので、試金石という意味では面白いかもしれません(まあ、まだ先のある馬ですし、無理することはないですけどね)
あとはダート重賞にいくという選択肢もないことはないですが、まだ一頓挫しただけなので、そこまで即断しなくてもと個人的には思うので、まだ芝戦線で上をめざしてもらいと思っています。
(新馬戦を見る限りダートも走りそうなんで、見てみてたい気もしますが)
まとめ
あらためになりますが、やっぱ残念ですねえ。
まあ、3連休に台風上陸のニュースも流れてて、もしかしたら泥んこの不良馬場になる可能性もあるから、それを回避できたと前向きに考えるようにします。
無理して悪化させるのが一番ダメですからね。
まあそのへんは素人の僕が心配するまでもなく手塚先生がよくわかってると思うので、十全にしてくれるでしょう。
とりあえず、調教ですごい時計を連発しているプリモシーンの新馬戦に期待です。
(こちらも台風の影響が心配といえば心配なんですけど)