昨日の巨人-阪神の試合観てて、たぶん多くの人がそうだったと思うけど、上本が畠の初球を打ったホームランにはしびれました(その後の糸井もカッコよかったけど)。
試合も阪神が勝って、巨人は久しぶりのBクラスとなり、CSシリーズが制定されて以降続けていた連続出場記録も10で途絶えることとなりました。
<今日読まれた記事> やられたらやり返す!阪神・上本、G息の根止めた特大9号ソロ https://t.co/vC9Wv7Tz4i
— サンスポコム(SANSPO.COM)公式 (@SANSPOCOM) 2017年10月2日
10月1日阪神-巨人(東京ドーム)
前日、危険球退場の畠がスクランブル登板
先発は岩田と今シーズンもけっこうやられた田口。
クライマックスシリーズ進出に向けあとがない巨人は、前日4球で危険球退場となった畠もベンチに入れ、状況によってはリリース登板も辞さないスクランブル体制をしきました。
実際に、3回に田口がツーアウトから3点を失うと早々に代打を送り、5回表のマウンドには畠が上がりました。
上本、糸井が連続ホームラン
奇しくも5回表の阪神の攻撃は1番の俊介から、俊介、上本の並びは前日の試合と同じです。
これで俊介が前日同様ツーベース打ったらおもしろいなと思ってみたけど、そこまで上手いことはいかずにアウトになって、迎えた上本の打席。
どうなるかなと注目して見ていたら、畠の初球のストレートをものの見事に弾き返し、打球はレフトスタンドに一閃。
試合後に金本監督が、「昨日ああいうことがあって特大ホームランなんて。今季一番カッコいいホームランだった」とコメントしていましたが、まさにめちゃくちゃカッコいい感じでした。
続く糸井も初球のストレートをライトスタンドまで持っていき、この2者連続アーチはちょっと圧巻でしたね。
巨人バッテリーも動揺していたのか、さすがに糸井に対しても初球ストレートは安易にいきすぎな気もしましたが、見事な二人のホームランでした。
「うまくよけられなくて、ゴメンな」と返した上本
小見出しの言葉は、試合前に前日の死球について謝罪に来た畠に対して上本が放った一言です。
上本めちゃくちゃいいやつですね。
この一言だけで、なんかジーンとしてしまいました。
それで試合で討ち取られてたらカッコよさも半減だけど(上本がいいやつに変わりはないですけど)、それをものの見事にホームランで返答するあたり、何度もいいますが、めちゃカッコいいですね。
来シーズン、さらに上昇を
このブログでも、現在の阪神で一番好きな選手が上本であることを何度か公言しているので、今年の上本の活躍はうれしいです。
4月くらいに書きましたが(リンク貼ろうと思ったけど、どの記事かみつけられなかった)、上本が順調なら.280、10本塁打くらいは普通で(ホームラン数はもしかしたら16本くらいにしてたかも)、理想をいうとそれにプラス30盗塁してほしいし、それくらいの成績を残す素養はあるとそのときも今も思っています。
今年の打席成績だけ見るとそれに近い数字を残していますが、盗塁数は全然です。
それに守備の向上も必須でしょう。
僕は上本に全盛時の大石大二郎くらいの活躍をしてほしいと思っているので(タイプ的にかぶる)、そう思うとまだまだ満足のできる成績ではないんですけど、上本の場合、体力のなさ、故障しがちな体質もネックですからねえ・・・。
なんにしても、まだ30前半なんで、来年さらに飛躍してほしいです。
まとめ
試合は最終回にジャイアンツが追い上げ、1点差まで迫られましたがなんとか逃げ切り、阪神が連勝。
巨人の11年連続CS進出を阻みました。
シーズン中盤くらいまでは、追う方ようり追われる方が大変ですが、ほんとの最終盤、下位チームがこれ勝たなきゃってときは、心理的に上位チームの方が有利に戦えますね。
先日の広島、阪神の「阪神は3連勝しかない」ってとこで3連敗喰らったときも痛感しましたが、今回の巨人と阪神の二連戦を見ても改めてその思いを強くしました。