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横浜出身選手が多いベイスターズ。阪神のドラフト戦略との違いについて。

無事に2017年のドラフトも終わり、日本シリーズまっさかりですが、今年の阪神のドラフトについてちょっと考察してみたいと思います。

 

清宮を1位指名した後、ハズレ1位の安田も外して、それだけ見ると惨敗ですが、現状の補強ポイントだった即戦力のピッチャーを獲ることができ、結果的にはよかったんじゃないかなと思います。

で、今更球団に文句をいうつもりもないんですけど、やっぱ今年は安田を最初から指名して、一本釣りしてほしかったなというのが個人的な意見です。

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地元の選手を意識的にとりにいくベイスターズ

横浜高校出身選手がいっぱい

阪神とは対照的に、重複のリスクを避け、即戦力左腕を獲りにいったDeNAはそれはそれでひとつの見識だなと思って感心しましたが、今回話題にするのはそこではありません。

 

ベイスターズの地元出身選手を積極的にドラフトで指名していく姿勢です。

ちなみに、DeNAに在籍する現役の横浜高校出身の選手たちは以下の通り。

  •  後藤武敏選手(1998年度卒 2003年入団 ※ベイスターズには2011年オフに入団 )
  •  荒波 翔選手(2003年度卒 2011年入団 )
  •  石川雄洋選手(2004年度卒 2005年入団 )
  • 倉本寿彦選手(2008年度卒 2014年入団 ) 
  • 筒香嘉智選手(2009年度卒 2010年入団 )
  • 乙坂 智選手(2011年度卒 2012年入団 )

後藤はトレードですが、あとはすべてドラフトで入団しています。

また引退した選手でも鈴木尚典、多村仁志など、他にも何名か横浜高校出身選手がいます。

 

もちろん、これは意図的に獲りにいってるんでしょうけど、ファンにしたらこれはうれしいことだと思います。

もちろん、全然違う地域の選手はあんまり応援しないとかじゃなく、そこは分け隔てなく声援を送りますが、何だかんだで地元出身の選手というのはうれしいもんで、特別贔屓するわけじゃないけど、やっぱちょっと愛着をもって応援すると思います。

安田ではなく清宮にいった阪神

安田は小学校6年生のときに阪神タイガースのジュニアチームに選出。

中学時代は元阪神の赤星憲広氏が代表「レッドスターベースボールクラブ」に所属していました。

 

そして高校は地元の履正社高校へ。

こんな阪神にゆかりのある選手もなかなかいないし、その選手がドラフト1位候補になることもそう何度もあることではないでしょう。

まして、攻撃重視で、これまで野手ばかりドラ1で指名してきた金本監督です。

 

清宮はそれを上回る逸材で・・・ってのが理由になるとは思うんですけど、上記のことを踏まえ、安田でええんではないかと。

 

まあ、個人的には出身地関係なく、守備・走塁に抽選のリスクヘッジなど諸々考えたら安田1位でいいのではないかと当初から思っていました(投手の1位指名がないなら)


まとめ

プロ野球の各球団には、全国各地からいろんな選手が集まるので、一概に地元出身選手ばかりをフューチャリングすることできませんし、なんでもかんでも地元選手を優先しろとはいいませんが、ドラフト1位候補に名前が上がってくる大物選手とかの場合、そこは意識してええんではないかと個人的には思います。

今年のドラフトでいうと、カープが地元・広島の中村くんにいったみたいに。

 

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