本日の報道によると、阪神の大和がDeNAへの移籍を決断したようです。
3年3億、背番号は「9」とのこと。
特に今期のタイガースの戦いぶりを見て、当サイトでも「大和をショートで使え」とさんざん言ってましたし、大きな戦力であるとの認識は変わらないので、阪神ファン的な視点でいうと大きな痛手ですが、大和選手自身にとってはいい移籍になるのではないでしょうか。
【DeNA】
FA宣言の阪神・大和の獲得発表…背番号は「9」https://t.co/uSX09rqinl#baystars— ベースボールキング (@BaseballkingJP) 2017年11月30日
阪神 大和がDeNAにFA移籍
的確なDeNAの補強
今季後半、DeNAのセカンドは若手の柴田が先発でよく使われていました。
柴田の今後の成長の観点はひとまず置いておくとして、現状ではここに大和が入ると大きな戦力アップになるでしょう。
高田GMの発言をみると、ショートでの起用も考えられているようです。
つまり、倉本の守備が信頼性がないってことだと思うけど、今年の倉本みたく9番で使えば大和も面白そうですね。
いずれにしても、DeNAはロペス、筒香、宮崎のクリーンナップを中心に打線が強力なので、守備力のある大和がとってセカンドにしろ、ショートにしろ、センターラインを強化できたのはよかったと思います。
問題は打撃ではなく、体力
大和=打たないイメージがあるかもですが、個人的には打席の評価もそこそこいい感じで、キャラに似合わずバントなどの小技はたまにミスりますが、意外と勝負強く、インコースも腕をたたんで引っ張ったりすることもありますし、悪くないと思ってます。
それより問題は体力です。
線が細く、毎年のように体調を崩す時期があるので、1年間をフルでレギュラーを張れる体力があるのかというとその点は疑問ですが、上手く休ませながら使えば、大きな戦力になることは間違いないでしょう。
せっかくFAでいくんだから、レギュラーとして活躍してほしいですが、大和の場合、スーパーサブ的な扱いになっても貴重な戦力なので、いずれにしてもDeNAにとっては確実にチーム力のアップにはなるので、来年ますます目が離せなくなりそうです。
阪神のショートは北条?
一方、阪神の方は北条、糸原あたりがショートを守る感じでしょうか。
打撃のことはひとまずおいといて、いずれもショートの守備をまかせるにはちょっと不安な感じで、だからこそ大和を押してたわけですが、徹底して守備を鍛えてもらうしかないですね。
あとは足の速い植田とかも面白そうだけど。
一時期、大山をショートへみたいな報道も出てましたが、そんなことを考えるくらい金本監督は打撃重視なので、そこいらのことを考えると、やっぱ大和本人にとっては出て行って正解かもです。
まとめ
阪神目線でいうと、大和の放出は大ダメージですが、DeNAでは活躍してほしいですね。
てか、ほんとDeNAいい感じの布陣になりそうで、これで投手力がついたらかなりバランスのとれたいいチームになりそう。