開幕戦で巨人の菅野を打ち崩して勝ったときには、三タテとはいわないまでも阪神の三連戦の勝ち越しはいけるやろと思いましたが、まさかの負け越しとなってしまいました。
オープン戦でぜんぜんだった打線もよく打つ感じで、その点はちょっと安心しましたが、この三連で課題もいろいろ見えてました。
2018年阪神の課題。やっぱ守備が下手
センター高山がエラーに匹敵の落球
今に始まったことではないけど、金本監督は攻撃重視です。
反対の言い方をすると守備が軽視され、昨年から守備の乱れが失点につながるというケースが多々ありました。
で、今季もさっそくやらかしてくれました。
昨日の一戦、ゲレーロのセンターへのライナー性の飛球を高山がグローブの土手に当てて落球。
記録は二塁打になりましたが、エラーに等しいプレーで、これでチャンスが広がり、直後に岡本の3ランが飛び出し、逆転負けを喫しました。
金本監督が激昂
このプレーに対して、試合終了後、金本監督がめっちゃ怒ってたみたいです。
ごもっともな怒りですが、ただ高山をセンターで使ってる首脳陣が悪いともいえます。
金本監督からしたら、ある程度は目をつぶるけど、あそこまでひどいとは思ってなかったから怒ってたのかもしれませんが、高山の守備が今年急成長して見違えるようになったとかではない限り、あれくらいのプレーは去年もしてたんだから、織り込済みでしょう。
なので、怒るんだったら最初っからもうちょっと守備面も考えてオーダー組んだらいいのにとは思います。
逆の意味で脅威のセンターライン
キャッチャーの梅野はまあいいとして、セカンド鳥谷、ショート糸原、センター高山が開幕戦の阪神のセンターラインです。
糸原はどっちかというと攻撃型の選手で、サード、セカンドならまだしも、ショートを守らせるのは昨年の守備を見てる限り不安です。
鳥谷のセカンドは急造ですし、年齢的なことも加味してやっぱり不安があるし、センター高山はいわずもがな・・・。
というわけで、守備の要といわれるセンターラインが現状の阪神は不安いっぱいです。
当然、昨日の高山のような守備も出るでしょうし、それに近いプレーは今後もいろいろ出てくるでしょう。
それに目をつむって攻撃型のオーダー組んどるんじゃい!ってことであれば、昨日は怒ってはダメというか、むしろ自分へのブーメランなんじゃないのかなと・・・。
まとめ
個人的には守備重視とまでいわんけど、今がひどすぎるのでもう少し守備考慮しましょうよと思うし、その観点から去年は大和の起用を開幕時から唱えていました。
大和がいなくなったんで、ショート糸原はやむなしな感じですが(西岡、北条の守備も微妙ですしね。個人的には足も使えるんで、植田がレギュラーに育ってくれたらと思ってるんですけどね)、センター高山は考えた方がいいんじゃないでしょうか。
(まだ糸井の方がマシなような気が)
調子落として二軍にいってますが、意外と中谷は守れるんで、中谷がレギュラーに戻れば、まだ今よりはマシになるかなと。
でも、福留も糸井もたまのお休みは必要だし(とくに福留)、そうなると中谷が戻っても高山はレフトとかで出ると思うんで、マジで守備力上げてほしいです。
上手くなれとはいわないんで、最低限、普通の飛球でミスをしないレベルになってほしい。
セカンドは個人的には上本推しなんですけどね。
ロサリオが打ってくれて、大山が覚醒したら、打線的にはかなりいい感じになりそうなので、守備がしっかりしたらそこそこいけそうなんで、なんとかしてもほしいところです。