前回、東京へ帰ると見せかけて、雪子(竹下景子)と一緒に五郎(田中邦衛)のもとに戻ってきた純(吉岡秀隆)。
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>>「北の国から」連続ドラマ第3話。清吉が純に「負けて、逃げるんだぞ」と言い放つ
第4話の大きなポイントは、令子(いしだあゆみ)の依頼で東京からやってくる弁護士の登場です。
Contents
「北の国から」連続ドラマ第4話
東京からの弁護士の登場
五郎のもとに東京から女性弁護士(宮本信子)は、矢継ぎ早に、かつ論理的に五郎に問いかけます。
「子供たちは自分の意思でこちらに来られたんですか」「奥さんからの手紙はきちんと届いてますか?」
たじたじになって、一言も返せない五郎。
後に五郎は令子からの手紙を純や蛍に渡していなかったことがわかります。
二階が寒いと訴える純
その訴えに自分でやりなさいと何事もないかのように言う五郎に対し、あとで「サディストじゃないのか」と蛍に愚痴る純。
結局、後日作業をしているのは蛍で、それを覗きにきた五郎が「父さんも手伝おう」と入ってきます。
その直後、申し訳なさそうに二階に上がってきた純。
「ごめんなさい」とうつむき加減に一言。
その純にカナヅチを渡す五郎さんのこのシーンがなんかいい感じです。
下校中に弁護士と接触する純と蛍
学校帰りに例の弁護士が、純と蛍に接触します。
「お兄ちゃん行こう!」と執拗に拒否る蛍に対し、棒立ちになる純。
弁護士の女性はせめて令子の手紙を純に渡そうと強引に歩み寄るが、蛍が「私帰る!」と走り出し、それにつられるように純も走り出す。
その後、「お母さんが中畑さんところ着付で3回も手紙を出している」という弁護士の言葉の真偽を純がすみえ(中畑の一人娘)に確かめ、どうやら本当であることを知る。
「これが本当なら大事件だぞ」と蛍に言う純は、こっそりホテルにいかないか?と誘いますが、あくまで蛍は拒否します。
手紙の存在をみとめる五郎に
純と蛍、雪子と草太兄ちゃんと晩ご飯を食べているときに、純が手紙のことを持ち出し、雪子&草太が「母さんからの手紙を見せないなんてことをするわけがない」と否定します。
そこへ帰ってきた五郎が、自分の独断で母さんの手紙を焼いたことを告白。
「父さん、ケチな人間です。君たちを父さんから離したくなくて、母さんの手紙を破いて焼きました。軽蔑していいです」という五郎の正直さが切なく、人間臭さにリアリティがあります。
令子の不倫シーン
この回で、令子の過去の不倫シーンが流れます。
五郎と蛍が、令子が経営する美容室に令子を迎えにいくと店は閉まっており、ただ音楽は流れてたので裏口から入って驚かせようという二人。こっそりドアを開けると、下着姿の令子を目にします。
この出来事を目の当たりにしているから、何があっても蛍が五郎派であることがわかり、そのことを知らない純と微妙にスタンスが違うことが、このシーンの挿入で暗に説明されます。
タバコの灰
五郎に連れられて、くだんの弁護士に会いに純がホテルに行きます。
そこで、手紙のことやらなんやかや弁護士の女性がしゃべるわけですが、純はそんなことより、なぜだか落ちそうになるタバコの灰に気を取られます。
そこで、以前、東京時代に夜中にトイレで目が覚めたとき、リビングで電話をしながらタバコを吸っている令子の姿を見たことを純が思い出します。
そのとき、手にしていたタバコの灰が長くなり、それがカーペットの上に落ちそうになるのを純が教えようとするけど、実際には声をかけられません。
理由は、「いつもの母とは違う雰囲気」を見出し、声をかけられなかったわですが、視聴者のその前に令子の不倫シーンを見ているので、「いつもと違う雰囲気」の意味を理解します。
そして、今ホテルで目の前にいる弁護士の女性のタバコの灰を見て、その時のシーンを思い出す純。
ちなみに、先の令子のタバコのシーンには後日談があり、結局このとき、灰がカーペットに落ちて、焦げをつくります。
令子はいつも、灰を床に落とさないようにと五郎に怒っており、この時も五郎が焦げをつけたものだと思い、五郎に怒ったと純が回想しますが、純だけがそれは五郎ではなく令子がつけた焦げであることを知っています。
そして、ドラマの中の「今」であるホテルのシーンにその回想が被さり、五郎の悪口をいう弁護士に、純は怒りのようなものを感じます。
母さんがいうならまだしも、関係ないこの人が言うのはおかしいと。
そして、東京の令子と電話をつなぎ、純に「お母さんよ」と電話を変わろうとする弁護士をなぜだか拒否し、純は外に走り出します。
自分でも今の感情がどいったものなのかわからず、お母さんにもごめんなさいと謝りながら、一気に外に駆け出し、駐車場で待っている五郎のもとに走ります。
再開というとちょっと大げさですが、この二人が再び合流するシーンがなんともいえずいい感じです。
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