音楽

フィッシュマンズ「ゆらめき IN THE AIR」をEmeraldがカバー

ゆらめきintheAIR フィッシュマンズ Emerald

フィッシュマンズのラストシングルとなった「ゆらめき IN THE AIR」

リリースは1998年12月2日。

その約3ヶ月後に佐藤伸治が亡くなり、結果的にfishmansとして発表された「最後の新曲」になってしまったわけですが、その「ゆらめき IN THE AIR」をEmeraldがカバー

2019年5月10日に、配信限定Singleとしてリリースされました。




フィッシュマンズ「ゆらめき IN THE AIR」をEmeraldがカバー

そのカバーがこちら。

僕みたいなもんが「ああだ、こうだ」言うことはないですけど、「とってもたくさんサヨラナを言った」ところ、なんで歌詞変えたんでしょうね。

勝手なことしやがってとかもないけど、けっこうここのラインが好きだったもので。

fishmansオリジナルの「ゆらめき IN THE AIR」

こちら、ご存知、フィッシュマンズのオリジナル。

個人的な感想でいうと、フィッシュマンズにとってはほとんどバンドメンバーともいっていいエンジニアのZAKが『宇宙 日本 世田谷』で離れ、どんな音になってるのかな?ってちょっと心配だったりしたんですど、バッチリ後期フィッシュマンズの音でした。

てか、『宇宙 日本 世田谷』の最後に収められている「DAY Dream」とこの「ゆらめき IN THE AIR」を聴いて、僕は佐藤伸治は死んじゃうんじゃないかなって思ったりしたんですけど、本当にそうなっちゃうとは思いませんでした…。

そういえば、リーボが昔「DAYDREAM」をカバーしてましたね。

(YouTubeにはありませんでした。久しぶりに聴いたけど、こんなだったっけ)

あと、「ゆらめき IN THE AIR」でいうと、やっぱ『男たちの別れ』ですよね。

アレンジはフィッシュマンズにしては比較的オリジナルテイクに近い感じですが、圧巻のライブパフォーマンスで。

単発のはないけど、

>>男たちの別れ

2019年2月のライブでやった「ゆらめき IN THE AIR」

そういえば、今年(2019)2月に東京でやったらライブで、「ゆらめき IN THE AIR」をやってましたね。

誰がヴォーカルすんねんと思ったら、まさかのというか、掟破りの佐藤伸治生前の音源(男たちの別れ。ちなみに、ヴァイオリンもhonziの)。

たしかに、すごく良かったんですけど、これでいいのかみたいな、なんとも言えない気持ちになったのも事実です。

手厳しい僕の友だちは、まあ、この曲に対してだけじゃなかったんですけど、「まったくおんなじアレンジやし、佐藤伸治やったら、こんなことはしてないやろな」って。

(「でも、泣いてる女の子おったし、まあ、これはこれで良かったんかな」とも言ってましたが)

昔はこれをナマで聞けたのかー、と思うと本当にすごいライブだったなと改めて実感するとともに、その幻想を追いかけるように今現在のライブでその音源を合わせるというのは「なんだかなあ」という気持ちもありつつ、一ファンとして、単純にうれしいという想いもありました。






ゆらめき IN THE AIRのバッキングトラック⁉

Emeraldのカバーを聴いて、久しぶりにYouTubeで「ゆらめき IN THE AIR」を検索してみたら、バッキングトラックバージョンがアップされていました!

(ボーカルトラックなしの、いわゆるカラオケですね)

これ、CDと同時発売された12インチレコードに収録されてたやつですね。

個人的にはこの動画の発見が一番興奮しました!

サンプリングしたい人にも朗報ですね。

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まとめ

初めて聴いたときからなんですけど、「ゆらめき IN THE AIR」って出自がよくわからない曲です。

僕よりもっと音楽が詳しい人なら、あれだよ!って教えてくれる人がいるかもしれませんが、元ネタというか、どういう経緯でこういったトラックができたのか、いまだに気になってます。

「目をつぶって あなたを思い出せば/僕の知らない 知らない君がいた」ってとこ、毎回じゃないけど、50回に1回くらい、泉鏡花の世界観というか、ちょっと怪談めいたものと、驚きに満ちた小さな悲鳴的な喜びが混じりあったような共感を覚えることがあるんですけど(意味不明)、こういうラインはやっぱ詩人じゃないと書けないですね。

あと、学生の頃、バックパッカーみたいな感じでノルウェーの北にあるナルヴィクって街に電車で行ったとき、昼の2時前くらいに駅に着いたのに、周りは真っ暗(日照時間がたしか数時間とかだった)。

オーロラ見るのが目的で行ったんだけど、「ここじゃ見れん」的なことを言われ、じゃ、速攻で引き返すと思ったら「電車はもう終わり」とか言われ、昼なのに真っ暗な中、急きょ宿を探すことになったんだけど、山の街なのに下はアイスバーンでめっちゃすべって、当時はiphoneみたいな便利なのもないし、1時間くらい徘徊して疲れてちょっとベンチに腰掛けながら、少しばかり黄昏てました(でも、風景は夜中)。

ちょうどその頃、小学校低学年くらいの子供たちが下校してきて、その風景を眺めながら「夕暮れがやってこない 夕暮れがやってこない」と心の中で歌っていたのでした。

って、前置きえらい長いけど、「ゆらめき IN THE AIR」の思い出。

フィッシュマンズ『空中キャンプ』が生まれた背景。曲目解説ほか。高校生のときにビートルズに出会い、大好きになりました。 その後、そのビートルズ以上に好きになったのがフィッシュマンズです。 ...