2019年6月26日に正式にフジテレビの社長となった遠藤龍之介氏。
その経歴や家族、加藤一二三さんとの関係なんかについて調べてみました。
※アイキャッチ画像出典 woman.excite
遠藤龍之介・画像とプロフィール
「遠足の感想文で『お日様がカンカンに照って、汗がダラダラ流れて…』と書いたら、それを見た父に『暑さを表現するんだったら日陰の涼しさを書け!』と…」面白いw 遠藤社長、頑張ってほしい。/遠藤龍之介社長のフジテレビ改革「視聴率1位」を奪い返す! | FRIDAYデジタル https://t.co/DgjNLfDbOZ
— 指南役 (@cynanyc) August 1, 2019
- 名前:遠藤龍之介
- 生年月日:1956年6月3日生まれ(2019年現在、63歳)
- 出身:東京都
- 最終学歴:慶應義塾大学文学部卒業
- 職業:テレビプロデューサー
- 勤務先:フジテレビジョン、フジ・メディア・ホールディングス
- 役職:代表取締役社長(フジテレビジョン)、取締役(フジ・メディア・ホールディングス)
父親は芥川賞作家・遠藤周作
遠藤龍之介さんの父親は、作家の遠藤周作。
「白い人」で1955年に芥川賞を受賞したほ、谷崎潤一郎賞、読売文学賞、野間文芸賞など、数々の受賞歴を誇っています。
代表作は…
- 海と毒薬
- 沈黙
- 深い河
- 侍
など。
自身、カトリックに改宗しており、キリスト教を題材にした多くの作品を残しています(『沈黙』や『深い河』もその系譜の作品で、海外でも高い評価を得ています)
ちなみに、『沈黙』は2017年、『タクシードライバー』『レイジング・ブル』『キング・オブ・コメディ』などで有名なマーティン・スコセッシ監督によって映画化されてります。
一方、歴史小説も手がけ、個人的には荒木村重の織田信長への反逆を中心に話が進む『反逆』などは面白かったです。
なお、1963年に駒場から町田市玉川学園に転居したころ、雅号を「雲谷斎狐狸庵山人」とし、その頃から「狐狸庵(こりあん)」先生と呼ばれるように。
年配の方だと、ネスカフェのCMなどでもおなじみだと思います。
(上に貼ってある動画はそのリメイク版のCMで、CGで唐沢寿明さんと共演しています)
遠藤周作さんの特別講義の動画があったので貼っておきます。
慶応大学在学中、女優の檀ふみをふっていた!?
今日は檀ふみさん誕生日。作家檀一雄の長女。いかにもお嬢様育ちの清楚かつ知的な雰囲気を持った美人です。左はおそらく「青春の蹉跌」の時の水着写真。「火宅の人」はちょい役で自身の祖母を演じました。まだ独身ですからチャンスがあるかも。ないね。「連続ゲーム」の解答者としてもおなじみです。 pic.twitter.com/WhCr1Eacvq
— 阿乱隅氏 (@yoiinago417) June 4, 2019
慶応大学在学中、1学年下に檀ふみさんがいました。
上の画像にあるように、今もおきれいですが若いときの檀ふみさん、めっちゃかわいいです。
そんな美少女の檀ふみさんから、父・周作への葉書の追伸として「もしお暇でほんとによろしかったら、お声をかけてくれれば、どこへでもついていきます」と誘われのに、遠藤龍之介さんは何の返事もしなかったそうです。
ちなみに、檀ふみさんのお父さんは無頼派作家として『火宅の人』などの作品有名な檀一夫。
作家のご息女・ご子息という同じ境遇で、相通ずるところがあったのかもしれませんね(龍之介さん、ふってますけど。笑)
ちなみに、同じく作家の娘さんでる阿川佐和子さん(父・阿川弘之)と檀ふみさんが仲良しなのは有名ですが、そこに遠藤龍之介さんを交えた3人で「ボクらの時代」に出演されていたみたいです。
【7/7 朝7:00-】
ボクらの時代 ■ 阿川佐和子 × 檀ふみ × 遠藤龍之介 pic.twitter.com/lHRBKCLNB1— ボクらの時代 (@bokurano_jidai) July 6, 2019
今知ったんで、僕は見逃しましたが^^;
めっちゃ興味深いですよね。手紙の話は出たんでしょうかw
(動画探しましたが、アップはされていませんでした)
遠藤龍之介の師匠は加藤一二三?
父・周作氏の助っ人も フジTV新社長遠藤龍之介さんの棋力 https://t.co/Yb8X031O1m
>当時30代前半の加藤一二三・九段に駒落ち対局で2年ほど習っていた。実は、加藤がキリスト教の洗礼を受けた時、父親の周作さんが加藤の「代父」(宗教上の父親)を務めた縁があったからだ— あんかけ (@ankakekakna) July 13, 2019
遠藤龍之介さんの趣味は将棋。
囲碁・将棋チャンネルの番組、お好み将棋道場第195回(対局日:2013年8月4日)のプロアマ指導対局(プロの角落ち)において佐藤康光九段に106手で勝利を収めている。
出典:wikipedia
と、その腕はなかなかのもの。
で、肝心の加藤一二三こと「ひふみん」との出会いは、遠藤龍之介氏が中学の頃。
当時30代前半の加藤一二三・九段に、駒落ち対局で2年ほど習っていたそうです。
実は、ひふみんもキリスト教徒で、その洗礼を受けた時の加藤一二三の「代父」(宗教上の父親)が、龍之介氏の父・遠藤周作さんだったんです。
その縁があって、中学生時代に将棋を見てもらっていたそうですが、「神武以来の天才」と謳われた加藤一二三の脂ののり切った時期に実戦形式で指導を受けたら、そら強くなりますよね。
さいごに
フジテレビ社長就任後、ダウンタウンなうにも出演された遠藤龍之介氏。
興味をもたれた方は、この機会にぜひお父さんの遠藤周作の著作も手に取ってみてはいかがでしょうか。
純文学って聞くと、難しそう!ってなるかもですが、遠藤周作は比較的読みやすいし(新聞で歴史小説連載してたくらいですしね)、けっこうおもしろいですよ!