子供の時から、ジブリ映画の『魔女の宅急便』は何度か観ました。
で、主題歌・挿入歌として松任谷由実(ユーミン)さんの歌が使われていたのも覚えていました。
ただ、「やさしさに包まれたなら」「ルージュの伝言」のどっちが主題歌だったかな?ってのが気になりました。
で、調べてみたところ、
- ルージュの伝言(オープニングテーマ)
- やさしさに包まれたなら(エンディングテーマ)
というわけで、どっちがどうということはなく、両方ともメインで使われていましたw
Contents
魔女の宅急便のうた・歌は松任谷由実の何?
魔女の宅急便オープニングテーマ ルージュの伝言
ルージュの伝言
- リリース 1975年2月20日
- 作詞・作曲 荒井由実
- 編曲 松任谷正孝
- プロデュース 村井邦彦
「ルージュの伝言」は『魔女の宅急便』公開の14年前に発表された荒井由美時代の楽曲です。
コーラスには、
- 山下達郎
- 吉田美奈子
- 大貫妙子
といった面々が参加。
めちゃくちゃ豪華です。
魔女の宅急便オープニングテーマ やさしさに包まれたなら
やさしさに包まれたなら
- リリース 1974年4月20日
- 作詞・作曲 荒井由実
- 編曲 松任谷正孝
- プロデュース 村井邦彦
こちらも「ルージュの伝言」同様、荒井由実時代の楽曲です。
両曲とも名曲ですが、個人的には「やさしさに包まれたなら」の方が好きです。
タイトルにもありますが、聴いているとなんか「やさしい」気持ちになりますね。
ユーミンの過去の楽曲が主題歌になった経緯
ジブリの名物プロディーサー・鈴木敏夫さんが、主題歌を決める会議の直前に、松任谷由実さんのコンサートに行ったそうです。
そこでユーミンのライブに触発された鈴木敏夫さんが、宮崎駿監督に「書下ろし曲」を前提に主題歌に提案。
もともと宮崎は若い頃にユーミンの楽曲を聴いていたため、それがこの時の採用につながった、と鈴木は発言している。
出典:wikipedia
とのことです。
ただ、締め切りまでにテーマ曲が完成せず、すべに発売されている過去の曲から主題歌を選曲することになったそうです。
だから『魔女の宅急便』公開時から見ておよそ15年ほど前に発表された「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」が選ばれたわけですね。
ちなみに、他の候補では「中央フリーフェイ」も名前が挙がっていたそうです。
こちらも荒井由実時代の名曲です。
(てか、いい曲めちゃ多い)
ただ、「調布基地」など東京都内の具体的な地名が歌詞に入っているので、採用にはならなかったようです。
(固有名詞は出てきませんが、「右に見える競馬場 左はビール工場」も府中ってわかりますしね)
さいごに
というわけで、
- ルージュの伝言
- やさしさに包まれた
この両曲はどちらも『魔女の宅急便』の主題歌(オープニング/エンディング)ということでした。
ジブリ映画『魔女の宅急便』は、年に1回は「金曜ロードショウ」で放映されるので、また観る機会があれば作中で流れる各楽曲もすばらしいので、ぜひ楽しんでみて下さい。