本日行われたエルフィンステークス(京都10レース・芝1600m)で、ディープインパクト産駒のサロニカ(福永祐一騎乗)が逃げ切り勝ち。実はこの馬の全妹に出資しており、この馬も応援していたのですが、クラッシック戦線に名乗りをあげるうれしい一勝となりました。
画像元:netkeiba.com
サロニカのプロフィール
父ディープインパクト
母サロミナ(母の父Lomitas )
生年月日 2014年3月3日 3歳牝馬
調教師 角居勝彦 (栗東)
馬主 吉田勝己
生産者 ノーザンファーム
産地 安平町
通算成績3戦2勝 [2-0-1-0]
※戦績は2017年2月4日現在
エルフィンステークスを逃げ切り勝ち
好スタートからそのまま先頭に立つと絶妙のペースで逃げをうち、最終コーナーで後続につめ寄られるも、直線で再び突き放し、2着に入ったアドマイヤローザ以下を振り切り、1着でゴールしました。
なかなかしぶといレースぶりでしたが、鞍乗の福永祐一騎手も「どんな競馬でも対応できるタイプだと思います」とのことで、展開に左右されない自在性は今後も大きな武器になりそうですね。
エルフィンステークスは重賞レースではありませんが、クラシックにつながる名物レースで、かなり古いところではシャダイカグラ、アグネスフローラ、イソノルーブル、それ以降にもキョウエイマーチ、ファレノプシス、比較的近いところでもエアメサイア、ウォッカ、レッドディザイア、マルセリーナと後にG1を勝つ多くの名牝がこのレースを勝っています。
怪物フランケルの産駒で阪神ジュベナイルフィリーズを快勝したソウルスターリングをはじめ、他にも強い馬が何頭かいますが、サロニカも順調にステップを踏んでいき、なんとかクラシック戦線を賑わせてほしいですね。
サロニカの妹がシルクに!?
昨年のシルクホースクラブの募集馬のリストの中に、サロミナの2015、つまりサロニカの妹の名前がありました。
母のサロミナはドイツのオークス馬。父ロミタスに母の父デインヒル系という配合は、凱旋門賞をはじめ数多くのG1を勝ったデインドリームに通じます。そこに日本のリーディングサイアー・ディープインパクトをかけたのが、サロニカであり、サロミナの2015であります。
募集価格は6000万円(一口12万)。
超良血のディープインパクト産駒とはいえ、ちょっと高い。
じゃ、応募しなかったのかというと、応募しました。
理由は、サロミナの2015をはじめ、モシーン、ピラマミと3頭いたディープインパクトの牝馬の募集馬はどれも抽選必至の人気馬で、全馬申し込んだところで一頭も権利を取れなかったなんてことも十分考えられるというか、むしろよくあることです。
というわけで上記の3頭は何も考えずに申し込んだのですが、まさかのサロミナとモシーンの仔が抽選突破し、それ以外に申し込んだウィルパワー(父・ステイゴールド)とあわせて、予想外の出費となったのでした。
まあ、これだけの良血に出資できたのだからと自分に言い聞かせて、よしとしておりますが。
馬名の応募もしました。ドイツ馬ですし、ほんとは「ノイ」としたかったんですが(ドイツ語で「新しい」、英語でいうところの「new」という意味ですが、もちろんクラウトロックの雄「neu!」からです)、サロミナの牝系が代々頭文字が「S」で、それを踏襲しつつドイツにゆかりのある名前で応募しました。
採用されたらうれしいけど、そうじゃなくてもいい名前になってくれることを祈ってます(ほんと、シルクはセンスないからな・・・)
まとめ
妹に出資している身としては、お姉ちゃんが活躍することで、ますます期待が高まってしまいます。
まして、姉のサロニカより妹は馬格がいいと評判ですので、より一層その気持ちは大きくなっていまいますね。