NHKドキュメント72時間、昨日放送の「別府 百年の温泉で」の舞台は、創業138年の老舗「竹瓦温泉」。今回もいろんな人間模様が描かれました。

 

温泉街の老舗温泉に集う人々

アニョハセヨーのおじさん

まず目立ったのが、ここの温泉に毎日通っているというおじさん(ちなみに入浴料は100円)。

 

誰彼なく話しかけていき、東京から来た学生と知ると「東大生? 東大生?」と無駄に訊いたり、習慣なのかなんなのか知りませんがいろんな人になぜか韓国語で「アニョハセヨー」と挨拶します。

ある日、湯船でいっしょになった向かいのおじさんに話しかけたら韓国人の方で、偶然「アニョハセヨー」がヒットするみたいな光景もありました。

 

風呂上りは上半身裸で帰っていくのがおじさんのスタイルで、2日目に取材スタッフが外までついていったときに、ベンチに腰掛一服しながらおじさんが過去について話し出す。

いわく、「仕事一筋の生活をしていたら女房が別の男をつくって逃げられた」と。実はこのおはじさん、働きすぎで体を壊し、その療養もかねて福岡から別府に移ってきたそうなのだが、それで家族と別れて暮らしているのかと思いきや、いろいろあったようで・・・。

話し方がいい感じのおじさん

写真のこのおじさんは77歳の今も現役で働いていて、仕事は不動産業。

一坪100円くらいの単価の山を買取って、co2排出量取引をしている企業に売るという商売をしているそうなのですが、このおじさんのしゃべり方がすごくよかった。

 

矍鑠(かくしゃく)としているというか、普通にしゃべってるんだけどカシっとしているというか、なんかいい感じでした。

波乱万丈の人生や過去に闇のある人のエピソードも面白いんですけど、特に何ってことない、普通の人の普通の話もいいですね。

先輩が同行の女の子を狙っている男女三人組

男性二人が職場の先輩・後輩で(自動車関係)、そこに客としてやってきた女の子(トップ画像の女の子)を誘ってドライブにやってきたという男女三人組。

男女別れて湯に入ったところで、先輩が「付き合いたい」とスタッフに打ち明け、入浴後それっぽいことを投げかける。

「なんで遊びに行ってもいいと?」とスタッフが女の子に投げかける。

思わずにやける先輩。

 

「楽しそうやなと思って」といった後、「出かけるのがね」とすぐに予防線を張る彼女。

んで、そういったの「ないない」と笑顔で否定する。

 

「ユウジ なんでついてきた?」と後輩のユウジに当たる先輩。

こういう日常的なの、やっぱ好きな感じです。

娘さんを亡くしたお父さん

最後に登場したのは、中国籍の男性。

財布に入っていた娘さんの写真を見せられたスタッフが思わず「すごいきれいですね!」と声を上げたのですが、「亡くなったんですよ」とお父さん。

 

モデルをやっていたそうで、無理なダイエットと飲酒が原因で亡くなったそうで、そこから奥さんが少しおかしくなり、療養もかね奥さんの故郷でもあった別府に移ってきたという。

最近、ようやく元気になってきたと湯船につかりながら語るそのお父さんの話を聞いていて、エビ中の松野莉奈さんのことが思い浮かんできたのですが、若くして愛娘を亡くしたご家族の喪失感の大きさは、やはりはかり知れないもののように思います・・・。

 

お父さんいわく、奥さんが写真の娘さんそっくりだそうで、取材陣との別れ際、「つれてくりゃよかったな」と笑顔で去っていったのが、なんだかよかったです。

まとめ

ツイッターでもいくつか上がっていましたが、ブラタモリも別府特集で、最近別府づいているNHK。

録画してまだ観てないので、また時間があるときにブラタモリも観てみます。

 

温泉に行きたくなりました。