仕事の合間の休憩でちょこっとテレビつけたら明豊(大分)と神村学園(鹿児島)の試合をやってました。
場面は8回裏で5-2で明豊がリード。
あと9回の攻撃だけだし、そこだけ見て仕事に戻るかと思ったら、そこから神村学園が驚異的な粘りを見せ、9回ツーアウトから3点差を追いつきました。
こうなったら最後まで観てやろうと思って観戦を続けたわけですが、これがすごい面白い試合というか、劇的ん展開となりました。
神村学園・小田監督「野球の怖さ、おもしろさ」実感 https://t.co/zE2JFHVlvf #神村学園 #小田大介 #高校野球 #kokoyakyu #甲子園 #明豊 #神村学園
— 日刊スポーツ (@nikkansports) 2017年8月18日
明豊 vs 神村学園
最初に書いたように、僕がこの試合を観たのは8回裏の途中からで、その時点では3点差で負けていた神村学園を応援してましたが、延長戦以降は両チームを応援してました。
明豊は、9回表のピンチの場面で先発の佐藤楓から溝上にスイッチ。
一方、追いついた神村は前の回に投手の中里に代打を送った関係で、2年生の金城がマウンドへ。
この両投手の踏ん張りが、さらに好ゲームを演出しました。
溝上くんはフォークが武器で、金城くんはスライダー、カーブといった変化球を多投し、決め球はチェンジアップ。
金城くんに関していうと、身長が高くて手足も長く、ダイナミックに投げ込むわりに変化球中心で球がなかなか来ず(球持ちがいい?)、それが打者のタイミングをずらしているような感じでもありました。
満塁でまさかのセフティバント
両チーム一進一退が続き、ゲームが動いたのは12回の表。
神村学園が1アウト満塁のチャンスを迎え、ここでバッターは9番のピッチャー金城くん。
この場面になったとき、明豊はピンチだけどついてると思いました。
1つ前の打席を見る限り、金城くんは打撃は全然な感じで、ヒットの可能性は低そうなだけでなく、下手に打ってゲッツーとかもあるなと。
となってくると、満塁でフォースプレーだけどスクイズもあるのではと思ったら、案の定スクイズで来たけど、小フライとなり場面は2アウト満塁に。
ここで1番に戻り、バッターはキャプテンの後藤くん。
ここは2アウトで小細工なしに打つか抑えるかの勝負だと思って観てたら、ここで意表をつく一塁側へのセフティーバント。
僕もびっくりしましたが、ピッチャーの溝上くんも焦ったようで、一塁へ悪送球。
3塁ランナーだけにとどまらず、2塁、1塁ランナーまで還ってきて、一気に3点も入りました。
12回裏・明豊最後の攻撃
1点差だとあれだけど、3点差ついたところでさすがに勝負あったかなと思い、テレビを消して仕事に戻ろうかなと思いました(早よもどれよ!ってつっこみもあると思いますが)。
がしかし、こんなにいい試合だし、ちょっと感動させられたし、今さらあと1イニングくらい観ていこうと思って、そのまま観戦を続けました。
簡単にツーアウトなり、あと一人となったところで、ここから明峰が9回表の神村学園ばりの驚異的な粘りを見せます。
ヒット、ヒット、ファアボールで満塁、暴投で1点入って2、3塁となったところで、9番管くんが叩きつけるバッティングでサード頭上を越えるヒットなって、一気に2塁ランナーも還ってきて同点。
そこから内野安打、フォアボールで再び満塁でバッターは浜田くん。
ここで金城くんがストライクが入らず、まさかの3ボールノーストライクに。
そこからストレートを続けてストライクを取り、フルカウントとなり、本当の最後の一球となりました。
ここで、再度低めのストレートを投げ込みましたが、判定はボールで押し出しファーボールでサヨナラとなりました。
笑顔で投げていた金城くんの涙
10回に登板して以降、マウンド上では常に笑顔だった金城くん。
(溝上くんも笑顔が多かったですね)
その表情が印象的でしたが、その金城くんがゲーム終了後、悔しさからか、責任を感じてか、号泣していたのが印象的でした。
先輩がフォローしてたけど、だれも金城くんは責められませんね。
まとめ
しかし、9回ランナー2塁から3点差を追いついた神村学園はすごかったけど、3点差ツーアウトランナーなしといった絶望的な状況から追いついた明豊もすごかった。
ほんと、バカみたいに「すごい」を連発してますが、すごい試合でした。
おかげで仕事のリスタートがだいぶ遅れました。
とか言うてんと、おまえちゃんと仕事しろよと怒らそうですが、性懲りもなくブログも書いてみました。